1976.4.2生まれ

​

Akieem Zawadiの視点はいつも独特でユニークだ。

またダイナミックな筆さばきと溢れ出る感性と感情を表したパワフルなカラーが特徴的だ。

「夜明け」「朝日」からインスピレーションをうけて
毎朝当たり前のように私達の前に姿を見せる「朝日」。
”The darkest hour is always just before the dawn.(夜明け前が一番暗い)”
この言葉に自身を投影した彼女は、漆黒の闇の中に静かに震えながら昇る朝日に創造性と闇を

切り裂くエネルギーを感じ、色として表現している。

闇の中にある「希望」という種子が爆発的に成長し、芽を出し、伸び、開花するという

意味でも生命の躍動する情熱が自身のそれと同化し花開いてゆくのだと語っている。

漆黒の闇とパワフルな採光の「陰と陽」、これこそがAkieem Zawadiの真骨頂である。

​

彼女に影響を与えるのは常に自然である。
自然は詩的であり、メタファーを含んでいる、と彼女は感じている。

​それは日常という生命のつなぎ合わせそのものが奇跡であるという確信があるからだ。

Akieem Zawadiというアーティスト名も、スワヒリ語の辞書を手に取りインスピレーションを

受けた言葉が「贈り物」という意味であった事から名づけられた。

彼女自身がこの世に誕生したこと、表現や生み出されたArtが人々にとって「贈り物」となる

ようにという意味が込められている。

​

Indian inkの滲みや暈し、掠れのモノクロベースの作画をもとにデジタルで着彩した水彩画や

グラフィティイラストレーション、ネガフィルムやネオンから着想を得たグラフィックアート、

それらをMixした植物や動物をモチーフにしたコラージュやロゴを各々のSunrise seriesとして

​制作している。

​

​

​